TNB Library
クラス | 列挙型 | 関数
MFC

クラス

class  CDrawTextBase
 テキスト描画ベースクラス [詳解]
 
class  CFindDescendants
 コントロール一括処理クラス [詳解]
 

列挙型

enum  ELayeredAction { E_ColorKey = _BIT(0) , E_Alpha = _BIT(1) , E_SetLayeredStyle = _BIT(31) }
 アクションフラグ値. [詳解]
 

関数

void AdjustClientSize (CDC *pDC, UINT drawStyle, LPCTSTR lpsz, int margin=2)
 [設定] クライアントサイズ調整. [詳解]
 
void AdjustClientSize (CWnd *pWnd, CDC *pDC, UINT drawStyle, LPCTSTR lpsz, int margin=2)
 [設定] クライアントサイズ調整. [詳解]
 
bool ChangeClientSize (CWnd *pWnd, int cx=-1, int cy=-1)
 [設定] クライアントサイズ設定. [詳解]
 
void DrawBox (CDC *pDC, const RECT &rect, CPen &pen)
 [表示] 箱表示. [詳解]
 
void DrawBox (CDC *pDC, const RECT &rect, int nPenStyle, int nWidth, COLORREF color)
 [表示] 箱表示. [詳解]
 
void DrawDottedBox (CDC *pDC, const RECT &rect, COLORREF color)
 [表示] 破線箱表示. [詳解]
 
void DrawParent (CWnd *pWndControl, bool boIsRedraw=true)
 [表示] 親表示. [詳解]
 
CPoint GetClientPoint (CWnd *pWnd)
 [取得] クライアント位置取得. [詳解]
 
bool GetControlPos (CWnd *pWnd, POINT &_po)
 [取得] コントロール位置取得. [詳解]
 
CBitmapHandle GetParentImage (CWnd *pWndControl, COLORREF backColor=CLR_INVALID)
 [取得] 親画像取得. [詳解]
 
bool IsProcessingFlag (HWND hWnd)
 [取得] 処理済フラグ取得. [詳解]
 
void PumpMessage (void)
 [処理] メッセージポンプ [詳解]
 
int SelectClipRgnOrg (CDC *pDC, HRGN rgn, int mode=RGN_COPY)
 [設定] リージョン設定. [詳解]
 
LRESULT SendCommandMessage (CWnd *pCtrl, UINT cmd)
 [処理] WM_COMMAND送信. [詳解]
 
bool SetControlPos (CWnd *pWnd, int x, int y, bool boIsRepaint=false)
 [設定] コントロール位置設定. [詳解]
 
bool SetLayeredWindow (CWnd *pWnd, COLORREF crKey=0, BYTE bAlpha=255, DWORD dwFlags=E_Alpha|E_SetLayeredStyle)
 [設定] SetLayeredWindow. [詳解]
 
void SetProcessingFlag (HWND hWnd, bool isEnable)
 [設定] 処理済フラグ操作. [詳解]
 
void SetTextForStatic (CWnd *pWnd, LPCTSTR lpsz, int margin=2)
 [設定] STATIC 文字列設定&サイズ調整. [詳解]
 
UINT _deprecated StaticToDrawStyle (DWORD staticStyle)
 [変換] StaticスタイルをDrawTextスタイルに変換 [詳解]
 

詳解

列挙型詳解

◆ ELayeredAction

アクションフラグ値.

SetLyeredWindow() で使用します。

列挙値
E_ColorKey 

透明色として crKey を使います。

E_Alpha 

bAlpha を使って、レイヤードウィンドウの不透明度を決定します。

E_SetLayeredStyle 

WS_EX_LAYERED スタイルを付加します。

TnbMfcCommon.h370 行目に定義があります。

関数詳解

◆ AdjustClientSize() [1/2]

void TNB::MFC::MFCLIB::AdjustClientSize ( CDC *  pDC,
UINT  drawStyle,
LPCTSTR  lpsz,
int  margin = 2 
)

[設定] クライアントサイズ調整.

指定のクライアントのサイズを文字列とDRAWスタイルから調整します。

引数
pDCデバイスコンテキスト
drawStyleDrawスタイル
lpsz文字列
marginマージン。必要なクライアントサイズに加えるサイズです。 プラス指定すると、位置を変えずに、幅、高さのみ変更されます。
マイナス指定すると、位置、幅、高さを変更します。
AdjustSize(10) ;位置を変えずに、文字が入る最小の幅、高さに +10したサイズを設定します。
AdjustSize(-5) ;位置を縦横左上に 5 移動し、文字が入る最小の幅、高さに +10したサイズを設定します。

TnbMfcCommon.h251 行目に定義があります。

◆ AdjustClientSize() [2/2]

void TNB::MFC::MFCLIB::AdjustClientSize ( CWnd pWnd,
CDC *  pDC,
UINT  drawStyle,
LPCTSTR  lpsz,
int  margin = 2 
)

[設定] クライアントサイズ調整.

指定のクライアントのサイズを文字列とDRAWスタイルから調整します。

引数
pWndデバイスコンテキストのウィンドウ
pDCデバイスコンテキスト
drawStyleDrawスタイル
lpsz文字列
marginマージン。必要なクライアントサイズに加えるサイズです。 プラス指定すると、位置を変えずに、幅、高さのみ変更されます。
マイナス指定すると、位置、幅、高さを変更します。
AdjustSize(10) ;位置を変えずに、文字が入る最小の幅、高さに +10したサイズを設定します。
AdjustSize(-5) ;位置を縦横左上に 5 移動し、文字が入る最小の幅、高さに +10したサイズを設定します。

TnbMfcCommon.h215 行目に定義があります。

◆ ChangeClientSize()

bool TNB::MFC::MFCLIB::ChangeClientSize ( CWnd pWnd,
int  cx = -1,
int  cy = -1 
)

[設定] クライアントサイズ設定.

指定のウィンドウのウィンドウサイズを指定のクライアントサイズになるように変更します。

引数
pWndウィンドウ。
cx横の大きさ。-1なら変更なし。
cy縦の大きさ。-1なら変更なし。
戻り値
true成功。
false失敗。

TnbMfcCommon.h102 行目に定義があります。

◆ DrawBox() [1/2]

void TNB::MFC::MFCLIB::DrawBox ( CDC *  pDC,
const RECT &  rect,
CPen &  pen 
)

[表示] 箱表示.

引数
pDCデバイスコンテキスト
rect表示範囲
penペン

TnbMfcCommon.h137 行目に定義があります。

◆ DrawBox() [2/2]

void TNB::MFC::MFCLIB::DrawBox ( CDC *  pDC,
const RECT &  rect,
int  nPenStyle,
int  nWidth,
COLORREF  color 
)

[表示] 箱表示.

引数
pDCデバイスコンテキスト
rect表示範囲
nPenStyleペンのスタイル
nWidthペンの幅
color文字色

TnbMfcCommon.h156 行目に定義があります。

◆ DrawDottedBox()

void TNB::MFC::MFCLIB::DrawDottedBox ( CDC *  pDC,
const RECT &  rect,
COLORREF  color 
)

[表示] 破線箱表示.

引数
pDCデバイスコンテキスト
rect表示範囲
color

TnbMfcCommon.h169 行目に定義があります。

◆ DrawParent()

void TNB::MFC::MFCLIB::DrawParent ( CWnd pWndControl,
bool  boIsRedraw = true 
)

[表示] 親表示.

指定のコントロールの範囲の親を再描画します。

引数
pWndControlコントロール。
boIsRedrawtrue なら ::RedrawWindow() , false なら InvalidateRect() を使用します。

TnbMfcCommon.h180 行目に定義があります。

◆ GetClientPoint()

CPoint TNB::MFC::MFCLIB::GetClientPoint ( CWnd pWnd)

[取得] クライアント位置取得.

指定のウィンドウの左上からクライアントの左上のすれを返します。

引数
pWndウィンドウ。
戻り値
位置。

TnbMfcCommon.h121 行目に定義があります。

◆ GetControlPos()

bool TNB::MFC::MFCLIB::GetControlPos ( CWnd pWnd,
POINT &  _po 
)

[取得] コントロール位置取得.

コントロールの(親ウィンドウの)クライアント座標を取得します。

引数
pWndコントロール。
[out]_po座標
戻り値
true成功。 _po に座標が入ります。
false失敗。

TnbMfcCommon.h80 行目に定義があります。

◆ GetParentImage()

CBitmapHandle TNB::MFC::MFCLIB::GetParentImage ( CWnd pWndControl,
COLORREF  backColor = CLR_INVALID 
)

[取得] 親画像取得.

指定のコントロールの範囲の親の画像を取得します。

引数
pWndControlコントロール。
backColor背景色。クリッピング範囲外の色を指定します。 CLR_AUTOSELECT なら、 WM_ERASEBKGND を使い、先に背景を描画します。 省略すると、背景を描画処理しません。
戻り値
画像

TnbMfcCommon.h266 行目に定義があります。

◆ IsProcessingFlag()

bool TNB::MFC::MFCLIB::IsProcessingFlag ( HWND  hWnd)

[取得] 処理済フラグ取得.

HWND の処理済フラグを取得します。

覚え書き
CPositionAdjuster や CDrawing* というコントロールで使用されます。
引数
hWndウィンドウハンドル
戻り値
true処理済
false未処理

TnbMfcCommon.h450 行目に定義があります。

◆ PumpMessage()

void TNB::MFC::MFCLIB::PumpMessage ( void  )

[処理] メッセージポンプ

TnbMfcCommon.h459 行目に定義があります。

◆ SelectClipRgnOrg()

int TNB::MFC::MFCLIB::SelectClipRgnOrg ( CDC *  pDC,
HRGN  rgn,
int  mode = RGN_COPY 
)

[設定] リージョン設定.

WindowOrg の設定に考慮した SelectClipRgnです。

引数
pDCデバイスコンテキスト
rgnリージョン
mode実行する操作を指定します。次の値のいずれかになります。
説明
RGN_AND
新しいクリップ領域は、現在のクリップ領域と pRgn で識別される 領域の重なり合った領域を結合します。
RGN_COPY 新しいクリップ領域は、pRgn で識別される領域のコピーです。 pRgn で識別される領域が NULL のときは、新しいクリップ領域は 既定のクリップ領域 (NULL 領域) になります。
RGN_DIFF 新しいクリップ領域は、pRgn で識別される領域から現在の クリップ領域を除外した領域を結合します。
RGN_OR 新しいクリップ領域は、現在のクリップ領域と pRgn で 識別される領域を結合します。
RGN_XOR 新しいクリップ領域は、現在のクリップ領域と pRgn で 識別される領域を結合し、重なり合った領域を除外します。
戻り値
戻り値は領域の型を返します。
戻り値
COMPLEXREGION新しいクリップ領域には、重なり合った境界線があります。
ERRORデバイス コンテキストまたは領域が無効です。
NULLREGION新しいクリップ領域は空です。
SIMPLEREGION新しいクリップ領域には重なり合う境界線がありません。

TnbMfcCommon.h347 行目に定義があります。

◆ SendCommandMessage()

LRESULT TNB::MFC::MFCLIB::SendCommandMessage ( CWnd pCtrl,
UINT  cmd 
)

[処理] WM_COMMAND送信.

コントロールが親画面に WM_COMMAND を投げる処理を行います。

引数
pCtrlコントロール
cmd通知するコード
戻り値
結果

TnbMfcCommon.h475 行目に定義があります。

◆ SetControlPos()

bool TNB::MFC::MFCLIB::SetControlPos ( CWnd pWnd,
int  x,
int  y,
bool  boIsRepaint = false 
)

[設定] コントロール位置設定.

コントロールを、(親ウィンドウの)指定のクライアント座標に移動します。

引数
pWndコントロール。
xクライアント X座標。-1なら移動なし。
yクライアント Y座標。-1なら移動なし。
boIsRepaintウィンドウを再描画するかどうかを指定します。 true を指定すると、ウィンドウに WM_PAINT メッセージが送られます。 false を指定すると、再描画は行われません。
戻り値
true成功。
false失敗。

TnbMfcCommon.h59 行目に定義があります。

◆ SetLayeredWindow()

bool TNB::MFC::MFCLIB::SetLayeredWindow ( CWnd pWnd,
COLORREF  crKey = 0,
BYTE  bAlpha = 255,
DWORD  dwFlags = E_Alpha | E_SetLayeredStyle 
)

[設定] SetLayeredWindow.

API の SetLayeredWindowAttributes を使用します。

引数
pWnd対象のハンドルを指定します。 WS_EX_LAYERED 指定がない場合、付加します。
crKeyレイヤードウィンドウの作成時に使う透明のカラーキーを指定します。 ウィンドウによって描画されるこの色のピクセルはすべて透明になります。
bAlphaレイヤードウィンドウの不透明度を示すアルファ値を指定します。 0 を指定すると、ウィンドウは完全に透明になります。255 を指定すると、ウィンドウは不透明になります。
dwFlagsアクションフラグを指定します。 ELayeredAction の値を組み合わせて使います。
戻り値
true成功。
false失敗。

TnbMfcCommon.h389 行目に定義があります。

◆ SetProcessingFlag()

void TNB::MFC::MFCLIB::SetProcessingFlag ( HWND  hWnd,
bool  isEnable 
)

[設定] 処理済フラグ操作.

HWND の処理済フラグを設定します。

覚え書き
CPositionAdjuster や CDrawing* というコントロールで使用されます。
引数
hWndウィンドウハンドル
isEnable処理済フラグ

TnbMfcCommon.h427 行目に定義があります。

◆ SetTextForStatic()

void TNB::MFC::MFCLIB::SetTextForStatic ( CWnd pWnd,
LPCTSTR  lpsz,
int  margin = 2 
)

[設定] STATIC 文字列設定&サイズ調整.

指定の文字列をコントロールへ設定し、STATICのスタイルを考慮しコントロールのサイズを調整します。

引数
pWndSTATICコントロール.
lpsz文字列
marginマージン。必要なクライアントサイズに加えるサイズです。 プラス指定すると、位置を変えずに、幅、高さのみ変更されます。
マイナス指定すると、位置、幅、高さを変更します。
AdjustSize(10) ;位置を変えずに、文字が入る最小の幅、高さに +10したサイズを設定します。
AdjustSize(-5) ;位置を縦横左上に 5 移動し、文字が入る最小の幅、高さに +10したサイズを設定します。

TnbMfcCommon.h297 行目に定義があります。

◆ StaticToDrawStyle()

UINT _deprecated TNB::MFC::MFCLIB::StaticToDrawStyle ( DWORD  staticStyle)

[変換] StaticスタイルをDrawTextスタイルに変換

引数
staticStyleStaticスタイル
戻り値
DrawTextスタイル
非推奨:
CTextDrawer::StaticToDrawStyle() を使用してください。

TnbMfcCommon.h42 行目に定義があります。