TNB Library
公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
CStandardPartsDrawer クラス

標準WINDOWパーツ描画クラス [詳解]

#include <TnbPartsDrawable.h>

+ CStandardPartsDrawer の継承関係図

公開メンバ関数

virtual bool DrawButtonControl (HDC hdc, LPRECT _lprc, UINT uState) const
 [描画] ボタンコントロール描画. [詳解]
 
virtual bool DrawEdge (HDC hdc, LPCRECT lprc, UINT edge, UINT grfFlags) const
 [描画] 長方形の辺を描画. [詳解]
 
virtual bool DrawFocusRect (HDC hdc, LPCRECT lpRect) const
 [描画] フォーカス枠描画. [詳解]
 
virtual void GetEdgeOffset (POINT &_po) const
 [取得] エッジの幅、高さ. [詳解]
 
virtual void GetPushedOffset (POINT &_po) const
 [取得] 押下状態のずれ. [詳解]
 

詳解

標準WINDOWパーツ描画クラス

WINAPI の ::DrawFrameControl(), ::DrawFocusRect() をラップしています。

必要ファイル
TnbPartsDrawable.h
日付
07/11/23 新規作成

TnbPartsDrawable.h140 行目に定義があります。

関数詳解

◆ DrawButtonControl()

virtual bool DrawButtonControl ( HDC  hdc,
LPRECT  _lprc,
UINT  uState 
) const
virtual

[描画] ボタンコントロール描画.

指定されたタイプとスタイルを備える、ボタンコントロールを描画します。

引数
[in]hdcコントロールの描画に使いたいデバイスコンテキストのハンドルを指定します。 NULL を指定すると、実際に描画する大きさを lprc に返します。
[in,out]_lprc長方形の論理座標を保持する 1 個の RECT 構造体へのポインタを指定します。
[in]uStateボタンコントロールの状態を指定します。 IPartsDrawable::DrawButtonControl() 参照。
覚え書き
DFCS_FOCUS は無視されます。
戻り値
true成功。
false失敗。 ::GetLastError() でエラー情報を取得できます。

IPartsDrawableを実装しています。

CThemeStylePartsDrawerで再実装されています。

TnbPartsDrawable.h170 行目に定義があります。

◆ DrawEdge()

virtual bool DrawEdge ( HDC  hdc,
LPCRECT  lprc,
UINT  edge,
UINT  grfFlags 
) const
virtual

[描画] 長方形の辺を描画.

引数
hdcデバイスコンテキストのハンドルを指定します。
lprc長方形の論理座標を保持する 1 個の RECT 構造体へのポインタを指定します。
edge辺の内側と外側の描画方法を指定します。内側の境界フラグから 1 つを、外側の境界フラグからもう 1 つを選び、組み合わせて指定します。
grfFlags境界の種類を指定します。
戻り値
true成功。
false失敗。 ::GetLastError() でエラー情報を取得できます。

IPartsDrawableを実装しています。

TnbPartsDrawable.h153 行目に定義があります。

◆ DrawFocusRect()

virtual bool DrawFocusRect ( HDC  hdc,
LPCRECT  lpRect 
) const
virtual

[描画] フォーカス枠描画.

フォーカスが存在することをユーザーに示すために使われる長方形の枠を描画します。

引数
hdcデバイスコンテキストのハンドルを指定します。
lpRect長方形の論理座標を保持する 1 個の RECT 構造体へのポインタを指定します。
戻り値
true成功。
false失敗。 ::GetLastError() でエラー情報を取得できます。

IPartsDrawableを実装しています。

TnbPartsDrawable.h193 行目に定義があります。

◆ GetEdgeOffset()

virtual void GetEdgeOffset ( POINT &  _po) const
virtual

[取得] エッジの幅、高さ.

エッジの幅、高さを返します。

引数
[out]_po幅、高さ

IPartsDrawableを実装しています。

TnbPartsDrawable.h214 行目に定義があります。

◆ GetPushedOffset()

virtual void GetPushedOffset ( POINT &  _po) const
virtual

[取得] 押下状態のずれ.

押下した時に、コントロールの上に表示する内容をずらす方向を得ることが出来ます。

引数
[out]_poずれ

IPartsDrawableを実装しています。

TnbPartsDrawable.h203 行目に定義があります。