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CVmRs232c クラス

RS232Cアクセスクラス [詳解]

#include <TnbMfcVmPortComboBox.h>

+ CVmRs232c の継承関係図

公開型

enum  EState { OPENNING , CONNECTING , CLOSED }
 状態 [詳解]
 

公開メンバ関数

virtual bool CanReceive (void) const
 [確認] 受信可能確認. [詳解]
 
virtual bool CanSend (void) const
 [確認] 送信可能確認. [詳解]
 
virtual EState Check (void) const
 [確認] チェック. [詳解]
 
virtual void Close (void)
 [処理] クローズ. [詳解]
 
 CVmRs232c (void)
 コンストラクタ [詳解]
 
virtual const TPropertyGetProperty (void) const
 [取得] 性能取得. [詳解]
 
virtual size_t GetReceivingDataSize (void) const
 [確認] 受信データ確認. [詳解]
 
virtual bool IsConnect (void) const
 [確認] 接続確認. [詳解]
 
virtual bool IsOpened (void) const
 [確認] オープン確認. [詳解]
 
virtual bool Open (void)
 [処理] オープン. [詳解]
 
CPipePipe (void)
 [参照] RS232Cのオプジェクト参照 [詳解]
 
virtual void Purge (void)
 [処理] パージ. [詳解]
 
virtual size_t Receive (size_t size, LPVOID _P)
 [処理] 受信. [詳解]
 
CRs232cRs232c (void)
 [参照] RS232Cのオプジェクト参照 [詳解]
 
virtual size_t Send (size_t size, LPCVOID P)
 [処理] 送信. [詳解]
 
DWORD SetParameter (CRs232c::CPort port, DWORD dwBaudRate, BYTE bByteSize, CRs232c::EParity eParity, CRs232c::EStopBits eStopBits)
 [設定] オープン設定. [詳解]
 
virtual bool SetReceiveTimeout (DWORD to)
 [設定] 受信待ち時間設定. [詳解]
 

詳解

RS232Cアクセスクラス

デバグ、開発用です。 CVmPortComboBox と対で使用してください。

シリアルアクセスを行うクラスです。Port番号が0以外の時、普通のシリアルをオープンしますが、
Portが0の場合はネーム付きパイプ“vmware-serial-port”を使用する用になっています。

@note Virtual PC の設定で COM1 に "\\.\pipe\vmware-serial-port"と言う名前付きパイプを指定
しておくことで、仮想マシン上の CVmRs232c とホストマシン上の CVmRs232c と通信が出来ます。

TnbMfcVmPortComboBox.h79 行目に定義があります。

列挙型メンバ詳解

◆ EState

enum EState
inherited

状態

列挙値
OPENNING 

オープン状態

CONNECTING 

オープン&接続状態

CLOSED 

クローズ状態

TnbCommunication.h38 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CVmRs232c()

CVmRs232c ( void  )

コンストラクタ

TnbMfcVmPortComboBox.h84 行目に定義があります。

関数詳解

◆ CanReceive()

virtual bool CanReceive ( void  ) const
virtual

[確認] 受信可能確認.

戻り値
true受信可能。
false不可能。

ICommunicationを再実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h191 行目に定義があります。

◆ CanSend()

virtual bool CanSend ( void  ) const
virtual

[確認] 送信可能確認.

戻り値
true送信可能。
false不可能。

ICommunicationを再実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h181 行目に定義があります。

◆ Check()

virtual EState Check ( void  ) const
virtual

[確認] チェック.

状態を確認します。

戻り値
OPENNINGオープン状態
CONNECTINGオープン&接続状態
CLOSEDクローズ状態

ICommunicationを再実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h238 行目に定義があります。

◆ Close()

virtual void Close ( void  )
virtual

[処理] クローズ.

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h151 行目に定義があります。

◆ GetProperty()

virtual const TProperty & GetProperty ( void  ) const
virtual

[取得] 性能取得.

覚え書き
正確な情報は Open後に取得できます。
戻り値
性能情報

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h120 行目に定義があります。

◆ GetReceivingDataSize()

virtual size_t GetReceivingDataSize ( void  ) const
virtual

[確認] 受信データ確認.

戻り値
INVALID_SIZE不明。
上記以外受信可能データサイズ。

ICommunicationを再実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h226 行目に定義があります。

◆ IsConnect()

virtual bool IsConnect ( void  ) const
virtual

[確認] 接続確認.

戻り値
true接続中。
false切断中。

ICommunicationを再実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h171 行目に定義があります。

◆ IsOpened()

virtual bool IsOpened ( void  ) const
virtual

[確認] オープン確認.

戻り値
trueオープン中。
falseクローズ中。

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h161 行目に定義があります。

◆ Open()

virtual bool Open ( void  )
virtual

[処理] オープン.

戻り値
true成功。
false失敗。

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h143 行目に定義があります。

◆ Pipe()

CPipe & Pipe ( void  )

[参照] RS232Cのオプジェクト参照

戻り値
参照

TnbMfcVmPortComboBox.h265 行目に定義があります。

◆ Purge()

virtual void Purge ( void  )
virtual

[処理] パージ.

通信のゴミを浄化

ICommunicationを再実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h247 行目に定義があります。

◆ Receive()

virtual size_t Receive ( size_t  size,
LPVOID  _P 
)
virtual

[処理] 受信.

引数
[in]sizeサイズ。
[out]_Pデータ。size 分のメモリは確保しておく必要があります。
戻り値
INVALID_SIZEエラー。
0受信データなし。
上記以外受信データサイズ。

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h216 行目に定義があります。

◆ Rs232c()

CRs232c & Rs232c ( void  )

[参照] RS232Cのオプジェクト参照

戻り値
参照

TnbMfcVmPortComboBox.h256 行目に定義があります。

◆ Send()

virtual size_t Send ( size_t  size,
LPCVOID  P 
)
virtual

[処理] 送信.

引数
sizeサイズ。
Pデータ。
戻り値
INVALID_SIZEエラー。
上記以外送信データサイズ。

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h203 行目に定義があります。

◆ SetParameter()

DWORD SetParameter ( CRs232c::CPort  port,
DWORD  dwBaudRate,
BYTE  bByteSize,
CRs232c::EParity  eParity,
CRs232c::EStopBits  eStopBits 
)

[設定] オープン設定.

RS232Cの設定を行います。通常、 Open の前に使用します。

覚え書き
Open 前に実行した場合必ず成功します。
オープン中、本メソッドでCOMポートナンバーを変更した場合、クローズされます。
オープン中、本メソッドを使用した場合、エラーになる可能性もあります。
引数
portCOMポートナンバー。 数値でも文字列でも指定可能です。
dwBaudRate転送速度[bps]
bByteSizeキャラクタビット[bits]
eParityパリティ(偶数/奇数)
eStopBitsストップビット[bits]
戻り値
0成功。
0以外エラー。数値はシステムエラーコードです( SystemErrorToMessageText() で文字列化できます)。

TnbMfcVmPortComboBox.h103 行目に定義があります。

◆ SetReceiveTimeout()

virtual bool SetReceiveTimeout ( DWORD  to)
virtual

[設定] 受信待ち時間設定.

Receive() 実行時、受信できるデータが無い時に待つ時間を設定できます。

覚え書き
成功すると、プロパティが変更される可能性があります。
引数
toタイムアウト時間 (ms)。
戻り値
true成功。
false失敗。サポートできない時もこれが返ります。

ICommunicationを実装しています。

TnbMfcVmPortComboBox.h133 行目に定義があります。