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CMultiAdaptWiper クラス

マルチアダプトワイパークラス [詳解]

#include <TnbBitmapAnimater.h>

+ CMultiAdaptWiper の継承関係図

公開型

typedef CPointerHandleT< IBitmapWipablePtr
 ポインタハンドル型宣言 [詳解]
 

公開メンバ関数

void AddWiper (const IBitmapWipable &w)
 [設定] ワイパー設定(追加). [詳解]
 
virtual IBitmapWipableClone (void) const
 [複製] クローン [詳解]
 
 CMultiAdaptWiper (void)
 コンストラクタ [詳解]
 
void SetWiper (const IBitmapWipable &w)
 [設定] ワイパー設定. [詳解]
 
virtual CBitmapHandle Wipe (CBitmapHandle baseBmp, CBitmapHandle overBmp, UINT par, UINT max) const
 [変換] ワイプ. [詳解]
 
 ~CMultiAdaptWiper (void)
 デストラクタ [詳解]
 

限定公開型

typedef CSimpleVectorT< IBitmapWipable::PtrCWipablesVecter
 ワイパーポインタ配列型 [詳解]
 

限定公開メンバ関数

void m_AllRemove (void)
 全情報けし [詳解]
 

限定公開変数類

CWipablesVecter m_wipers
 使用するワイパー [詳解]
 

詳解

マルチアダプトワイパークラス

ワイプ処理を複数登録できます。
覚え書き
SetWiper() したワイパーを使い、元絵と先絵をワイプします。その結果を、 次に AddWiper() したワイパーを使い、元絵にワイプします。その繰り返しをします。
使用例
以下は、一つ目に、大きさを変えるワイパーを登録し、2つ目に透過するワイパーを登録しています。

    CMultiAdaptWiper w;
    w.SetWiper(CStretchWiper(2));   ///< ストレッチワイパー。
    w.AddWiper(CPenetrateWiper());  ///< 透過ワイパー。
    
必要ファイル
TnbBitmapAnimater.h
日付
07/11/30 新規作成
09/04/11 CSimpleVectorT の仕様変更に対応。

TnbBitmapAnimater.h142 行目に定義があります。

型定義メンバ詳解

◆ CWipablesVecter

ワイパーポインタ配列型

TnbBitmapAnimater.h146 行目に定義があります。

◆ Ptr

typedef CPointerHandleT<IBitmapWipable> Ptr
inherited

ポインタハンドル型宣言

TnbBitmapAnimater.h65 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CMultiAdaptWiper()

CMultiAdaptWiper ( void  )

コンストラクタ

TnbBitmapAnimater.h156 行目に定義があります。

◆ ~CMultiAdaptWiper()

~CMultiAdaptWiper ( void  )

デストラクタ

TnbBitmapAnimater.h161 行目に定義があります。

関数詳解

◆ AddWiper()

void AddWiper ( const IBitmapWipable w)

[設定] ワイパー設定(追加).

覚え書き
一つのオブジェクトに複数指定が出来ます。追加順に処理されます。
引数
wワイパー。本オブジェクトには複製が保持されるので、 w は破棄してかまいません。

TnbBitmapAnimater.h215 行目に定義があります。

◆ Clone()

virtual IBitmapWipable * Clone ( void  ) const
virtual

[複製] クローン

戻り値
クローン。不必要になったら delete する必要があります。

IBitmapWipableを実装しています。

TnbBitmapAnimater.h170 行目に定義があります。

◆ m_AllRemove()

void m_AllRemove ( void  )
protected

全情報けし

TnbBitmapAnimater.h149 行目に定義があります。

◆ SetWiper()

void SetWiper ( const IBitmapWipable w)

[設定] ワイパー設定.

覚え書き
先に設定してあったワイパーはクリアし、指定のワイパーを設定します。
引数
wワイパー。本オブジェクトには複製が保持されるので、 w は破棄してかまいません。

TnbBitmapAnimater.h204 行目に定義があります。

◆ Wipe()

virtual CBitmapHandle Wipe ( CBitmapHandle  baseBmp,
CBitmapHandle  overBmp,
UINT  par,
UINT  max 
) const
virtual

[変換] ワイプ.

baseBmp の上に overBmp を書いた物を返します。 par が 0なら baseBmp そのもの、 par が max なら overBmp そのものになります

引数
baseBmp元絵.
overBmp先絵.
par進捗(分子)
max全体(分母)
戻り値
変換後の絵

IBitmapWipableを実装しています。

TnbBitmapAnimater.h190 行目に定義があります。

メンバ詳解

◆ m_wipers

CWipablesVecter m_wipers
protected

使用するワイパー

TnbBitmapAnimater.h147 行目に定義があります。