シリアライザーインターフェースクラス. [詳解]

#include <TnbSerializer.h>

ISerializer の継承関係図

公開メンバ関数
virtual void	AddRaw (size_t size, LPCVOID P)=0
	[追加] 追加. [詳解]

template<typename T >
ISerializer &	operator<< (const T &t)
	[追加] 追加. [詳解]

virtual	~ISerializer (void)
	デストラクタ [詳解]

詳解

シリアライザーインターフェースクラス.

基本型、および、 ISerializable を実装したクラス
( ICollectionT もこれを実装しています)、
および、 CStrT 系 はシリアライズ可能になっています。

シリアライズしたデータは、同じ型、同じ順番でデシリアライズする必要があります。

使用例


    void Foo(ISerializer& _sr)
    {
        int i;
        CStr str;
        _sr << i << str;            // int と文字列をシリアライズする。           
    }

覚え書き: その他の型(MFCクラスやユーザクラスなど)は以下のようなオペレータを用意することでシリアライズに対応可能です。


    struct TMyType {    //ユーザクラス
    {
        CStr strKey;
        int  iValue;
    }

    inline ISerializer& operator<<(ISerializer& _sr, const TMyType& t)      
    {
        _sr << t.strKey << t.iValue;
        return _sr;
    }

必要ファイル: TnbSerializer.h

日付: 06/08/17 新規作成; 08/04/16 機能整理; 14/08/13 仮想デストラクタ実装

TnbSerializer.h の 110 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ ~ISerializer()

virtual ~ISerializer ( void )

virtual

デストラクタ

TnbSerializer.h の 149 行目に定義があります。

関数詳解

◆ AddRaw()

virtual void AddRaw	(	size_t	size,
		LPCVOID	P
	)

pure virtual

[追加] 追加.

指定データを追加します。

覚え書き: pure関数です。サブクラスでは本メソッドを実装する必要があります。

引数

size	追加するデータサイズ(単位BYTE)
P	追加するデータ

例外

CTnbException 失敗時は、任意のスローの可能性があります。

CSerializeAdapter, IWriterで実装されています。

◆ operator<<()

ISerializer & operator<< ( const T & t )

[追加] 追加.

指定データをシリアライズして追加します。