TNB Library
クラス | マクロ定義 | 関数
ログ処理関係

EXE と同じフォルダに ☆.exe を ☆.t.log(デバッグ版の場合、☆.pc名.t.log) に変えたファイルログを出力します。 [詳解]

クラス

class  CEventLogger
 イベントロガー [詳解]
 

マクロ定義

#define TLINE()   CTraceLogger::Write(CTraceLogger::Type_Absolute, _T("** %s(%d):"), _T(__FILE__), __LINE__)
 ライン出力ログ. [詳解]
 

関数

void TFUNC (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 関数ログ. [詳解]
 
void TFUNC_PARAM (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 追加引数ログ. [詳解]
 
void TFUNC_RESULT (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 リザルトログ. [詳解]
 
DWORD TLASTERROR (LPCTSTR lpszFunctionName)
 LastError出力ログ. [詳解]
 
void TLOG (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 トレース出力ログ. [詳解]
 
void TLOG_AB (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 絶対出力ログ. [詳解]
 
void TLOG_DUMP (size_t size, LPCVOID P)
 トレース出力ダンプログ. [詳解]
 
void TLOG_DUMPV (const CByteVector &vb)
 トレース出力ダンプログ. [詳解]
 
void TLOG_ERR (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 エラー出力ログ. [詳解]
 
void TLOG_ERRDUMP (size_t size, LPCVOID P)
 エラー出力ダンプログ. [詳解]
 
void TLOG_ERRDUMPV (const CByteVector &vb)
 エラー出力ダンプログ. [詳解]
 
void TLOG_POL (LPCTSTR lpszFormatText,...)
 ポーリング出力ログ. [詳解]
 

詳解

EXE と同じフォルダに ☆.exe を ☆.t.log(デバッグ版の場合、☆.pc名.t.log) に変えたファイルログを出力します。

覚え書き
マクロ "_TnbLOG_DISABLE" が定義されていると、 TLOG 関係の行がコメント扱いになります。
マクロ "_TnbLOG_MULTIFILE" が定義されていると、ログファイルを指定の数だけ退避するようになります。
ex) foo.exe の場合
foo.t.log ← 最新
foo.t1.log ← 一つ前
foo.t2.log ← その前
…といった具合。
定義マクロ例
//● ログ出力項目を指定します。 スペース区切りで複数指定します。
// trace トレースログを出力します。(def.)
// poll ポーリングログを出力します。
// func 関数ログを出力します。
// off ログを出しません。これをつけないと、エラーログはや開始/終了ログは記録される
#define _TnbTraceLogger_Types "trace func"
//● ログファイルの最大サイズを KB単位で指定します。
#define _TnbTraceLogger_LogSize 128
//● ログファイルの退避数を指定します。
#define _TnbTraceLogger_FileCount 5
//● 時間の表記型を指定します。
// off 出力しない
// normal YY/MM/DD-HH:MM:SS.SSS (def.)
// full YY/MM/DD-HH:MM:SS.SSS(TTTTTTTT)
// tick TTTTTTTT
// ※ TTTTTTTT は 一つ上のLOGからの ms
#define _TnbTraceLogger_Time "full"
//● スレッドIDの有無を指定します。
// off 出力しません。
// on 出力します。
#define _TnbTraceLogger_Thread "off"
//● ダンプ表示の有無を指定します。
// 0 出力しません。
// 1 最初の16Byteまでを出力します。 (def.)
// 2 指定全サイズを出力します。
#define _TnbTraceLogger_Dump 2
定義ファイル「TnbLogger.ini」例
[Trace]
Types=
;● ログ出力項目を指定します。 スペース区切りで複数指定します。
; trace トレースログを出力します。(def.)
; poll ポーリングログを出力します。
; func 関数ログを出力します。
; off ログを出しません。これをつけないと、エラーログは開始/終了ログは記録される
LogSize=
;● ログファイルの最大サイズを KB単位で指定します。
; 省略すると規定値です。(def.64KB)
FileCount=
;● ログファイルの退避数を指定します。 (_TnbLOG_MULTIFILE が宣言されている場合のみ)
; 省略すると規定値です。(def.5)
Time=
;● 時間の表記型を指定します。
; off 出力しない
; normal YY/MM/DD-HH:MM:SS.SSS (def.)
; full YY/MM/DD-HH:MM:SS.SSS(TTTTTTTT)
; tick TTTTTTTT
; * TTTTTTTT は 一つ上のLOGからの ms
Thread=
;● スレッドIDの有無を指定します。
; off 出力しません。
; on 出力します。 (def.)
Dump=
;● ダンプ表示の有無を指定します。
; 0 出力しません。
; 1 最初の16Byteまでを出力します。 (def.)
; 2 指定全サイズを出力します。
※def.は値がない場合に選択されます。ただし、コンパイル時に以下のマクロで規定を変更することも出来ます。

マクロ定義詳解

◆ TLINE

#define TLINE ( )    CTraceLogger::Write(CTraceLogger::Type_Absolute, _T("** %s(%d):"), _T(__FILE__), __LINE__)

ライン出力ログ.

記述したソース名と行番号が出力されます。 ログ出力タイプが off 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
覚え書き
開発用です。リリース時、残さないようにします。

TnbTraceLogger.h1134 行目に定義があります。

関数詳解

◆ TFUNC()

void TNB::TFUNC ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

関数ログ.

覚え書き
関数の入り口に記述します。リターン時にも関数名がログされます。 ログ出力タイプに func が含まれているなら出力されます。
必要ファイル
TnbTraceLogger.h
使用例
int Foo(int iIndex, LPCTSTR lpsz)
{
TFUNC("Foo(%d,%s)", iIndex, lpsz);
TFUNC_PARAM("iIndex = %d", iIndex); //引数を別で書くことも可能。
int r;
;
TFUNC_RESULT("%d", r);
return r;
};
void TFUNC(LPCTSTR lpszFormatText,...)
関数ログ.
void TFUNC_RESULT(LPCTSTR lpszFormatText,...)
リザルトログ.
void TFUNC_PARAM(LPCTSTR lpszFormatText,...)
追加引数ログ.
ログ例
[00000190] 06/08/02-15:02:23 >In[Foo(1,ABCDE)]
[00000190] 06/08/02-15:02:23 >InParam[iIndex=1]
[00000190] 06/08/02-15:02:43 >Out[Foo()] 5
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

◆ TFUNC_PARAM()

void TNB::TFUNC_PARAM ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

追加引数ログ.

ログ出力タイプに func が含まれているなら出力されます。

参照
TFUNC
必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

◆ TFUNC_RESULT()

void TNB::TFUNC_RESULT ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

リザルトログ.

ログ出力タイプに func が含まれているなら出力されます。

覚え書き
本マクロを使うと、関数リターン時に表示される内容にリザルトを追記することが可能です。
参照
TFUNC
必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

◆ TLASTERROR()

DWORD TNB::TLASTERROR ( LPCTSTR  lpszFunctionName)

LastError出力ログ.

GetLastError() の結果が0以外で、ログ出力がOff以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFunctionName関数名。
戻り値
GetLastError() の値

TnbTraceLogger.h1104 行目に定義があります。

◆ TLOG()

void TNB::TLOG ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

トレース出力ログ.

ログ出力がOff以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

TnbTraceLogger.h1051 行目に定義があります。

◆ TLOG_AB()

void TNB::TLOG_AB ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

絶対出力ログ.

ログ出力タイプが off 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

TnbTraceLogger.h998 行目に定義があります。

◆ TLOG_DUMP()

void TNB::TLOG_DUMP ( size_t  size,
LPCVOID  P 
)

トレース出力ダンプログ.

ログ出力タイプが off err 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
sizeダンプサイズ。
Pダンプアドレス。

TnbTraceLogger.h1065 行目に定義があります。

◆ TLOG_DUMPV()

void TNB::TLOG_DUMPV ( const CByteVector vb)

トレース出力ダンプログ.

ログ出力タイプが off err 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
vbダンプする CByteVector オブジェクト。

TnbTraceLogger.h1077 行目に定義があります。

◆ TLOG_ERR()

void TNB::TLOG_ERR ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

エラー出力ログ.

ログ出力タイプが off 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

TnbTraceLogger.h1012 行目に定義があります。

◆ TLOG_ERRDUMP()

void TNB::TLOG_ERRDUMP ( size_t  size,
LPCVOID  P 
)

エラー出力ダンプログ.

ログ出力タイプが off 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
sizeダンプサイズ。
Pダンプアドレス。

TnbTraceLogger.h1026 行目に定義があります。

◆ TLOG_ERRDUMPV()

void TNB::TLOG_ERRDUMPV ( const CByteVector vb)

エラー出力ダンプログ.

ログ出力タイプが off 以外なら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
vbダンプする CByteVector オブジェクト。

TnbTraceLogger.h1038 行目に定義があります。

◆ TLOG_POL()

void TNB::TLOG_POL ( LPCTSTR  lpszFormatText,
  ... 
)

ポーリング出力ログ.

ログ出力タイプに poll が含まれていたら出力されます。

必要ファイル
TnbTraceLogger.h
引数
lpszFormatText書式指定文字列。 printf() 準拠です。
...可変個引数。

TnbTraceLogger.h1090 行目に定義があります。