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公開メンバ関数 | 全メンバ一覧
CTemporaryFileT< PFIX > クラステンプレート

テンポラリファイル管理テンプレートクラス [詳解]

#include <TnbTemporaryFile.h>

+ CTemporaryFileT< PFIX > の継承関係図

公開メンバ関数

CStr Attach (LPCSTR lpszFile)
 [操作] アタッチ. [詳解]
 
CStr Create (const ISequenceCollectionT< BYTE > &vb)
 [操作] 作成. [詳解]
 
CStr Create (size_t size)
 [操作] 作成. [詳解]
 
CStr Create (size_t size, LPCVOID P)
 [操作] 作成. [詳解]
 
CStr Create (void)
 [操作] 作成. [詳解]
 
 CTemporaryFileT (void)
 コンストラクタ [詳解]
 
void Detach (void)
 [操作] 解放. [詳解]
 
void Free (void)
 [操作] 解放. [詳解]
 
CStr GetName (void) const
 [取得] テンポラリファイル名取得 [詳解]
 
bool HasThat (void) const
 [確認] テンポラリファイル有無確認 [詳解]
 
CByteVector Release (void)
 [操作] 解放. [詳解]
 
void SetTempraryFolder (LPCTSTR pFolder)
 [設定] テンポラリフォルダ指定. [詳解]
 
 ~CTemporaryFileT (void)
 デストラクタ. [詳解]
 

詳解

template<DWORD PFIX>
class TNB::CTemporaryFileT< PFIX >

テンポラリファイル管理テンプレートクラス

メモリの内容を一時的にファイルにして操作するためのクラスです。
指定のデータ内容のファイルをテンポラリに作成し、不必要時(デストラクタ時や、
Free() , Release() 時)にファイルを削除します。
覚え書き
一インスタンスに付き、管理するファイルは一つだけです。
引数
PFIXテンポラリファイルのプリフィックス。通常一文字のASCIIコードを指定します。 最大4文字まで記述可能ですが。順番が逆になることに注意。
ex) CTemporaryFileT<'ABCD'> なら、'〜¥DCBA0000.tmp' というファイル名になります。
必要ファイル
TnbTemporaryFile.h
日付
06/12/13 新規作成
08/10/30 SetTempraryFolder() 新規追加。

TnbTemporaryFile.h42 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CTemporaryFileT()

CTemporaryFileT ( void  )

コンストラクタ

TnbTemporaryFile.h68 行目に定義があります。

◆ ~CTemporaryFileT()

~CTemporaryFileT ( void  )

デストラクタ.

作成したテンポラリファイルがあれば削除します。

覚え書き
削除に失敗する可能性もあるので、先に Free() などをしておくことをお勧めします。

TnbTemporaryFile.h77 行目に定義があります。

関数詳解

◆ Attach()

CStr Attach ( LPCSTR  lpszFile)

[操作] アタッチ.

指定のファイルをテンポラリファイルとします。

覚え書き
作成したテンポラリファイルがあれば先に解放します。
引数
lpszFileファイル名(フルパス)。
戻り値
テンポラリファイル名
例外
COpenFailureExceptionファイルが存在しないと、スローされます。

TnbTemporaryFile.h263 行目に定義があります。

◆ Create() [1/4]

CStr Create ( const ISequenceCollectionT< BYTE > &  vb)

[操作] 作成.

テンポラリファイル名と指定データのテンポラリファイルを作成します。

覚え書き
作成したテンポラリファイルがあれば先に解放します。
引数
vbデータ。
戻り値
テンポラリファイル名
例外
CIoFailureExceptionファイル操作時にエラーが発生すると、スローされます。

TnbTemporaryFile.h240 行目に定義があります。

◆ Create() [2/4]

CStr Create ( size_t  size)

[操作] 作成.

テンポラリファイル名と指定サイズのテンポラリファイルを作成します。

覚え書き
作成したテンポラリファイルがあれば先に解放します。
引数
sizeサイズ。
戻り値
テンポラリファイル名
例外
CIoFailureExceptionファイル操作時にエラーが発生すると、スローされます。

TnbTemporaryFile.h190 行目に定義があります。

◆ Create() [3/4]

CStr Create ( size_t  size,
LPCVOID  P 
)

[操作] 作成.

テンポラリファイル名と指定データのテンポラリファイルを作成します。

覚え書き
作成したテンポラリファイルがあれば先に解放します。
引数
sizeデータサイズ。
Pデータ。
戻り値
テンポラリファイル名
例外
CIoFailureExceptionファイル操作時にエラーが発生すると、スローされます。

TnbTemporaryFile.h216 行目に定義があります。

◆ Create() [4/4]

CStr Create ( void  )

[操作] 作成.

テンポラリファイル名とサイズ0のテンポラリファイルを作成します。

覚え書き
作成したテンポラリファイルがあれば先に解放します。
戻り値
テンポラリファイル名
例外
CIoFailureExceptionファイル操作時にエラーが発生すると、スローされます。

TnbTemporaryFile.h176 行目に定義があります。

◆ Detach()

void Detach ( void  )

[操作] 解放.

テンポラリファイルの管理を終了します。 作成したテンポラリファイルは削除しません。

TnbTemporaryFile.h128 行目に定義があります。

◆ Free()

void Free ( void  )

[操作] 解放.

作成したテンポラリファイルを削除します。 作成していなければ何もしません。

例外
CDeleteFailureExceptionテンポラリファイルが使われているとスローされます。

TnbTemporaryFile.h111 行目に定義があります。

◆ GetName()

CStr GetName ( void  ) const

[取得] テンポラリファイル名取得

戻り値
フルパスファイル名。 empty状態なら作成していない状態。

TnbTemporaryFile.h90 行目に定義があります。

◆ HasThat()

bool HasThat ( void  ) const

[確認] テンポラリファイル有無確認

戻り値
trueあり
falseなし

TnbTemporaryFile.h100 行目に定義があります。

◆ Release()

CByteVector Release ( void  )

[操作] 解放.

作成したテンポラリファイルをメモリに読み込み、削除します。 作成していなければ何もしません。

戻り値
ファイル内容
例外
CIoFailureExceptionファイル操作時にエラーが発生すると、スローされます。
CDeleteFailureExceptionテンポラリファイルが使われているとスローされます。

TnbTemporaryFile.h141 行目に定義があります。

◆ SetTempraryFolder()

void SetTempraryFolder ( LPCTSTR  pFolder)

[設定] テンポラリフォルダ指定.

覚え書き
設定しない場合、システムのテンポラリフォルダに作成します。
引数
pFolderパス。

TnbTemporaryFile.h250 行目に定義があります。