HFONT型ハンドルハンドル
[詳解]
#include <TnbFontHandle.h>
HFONT型ハンドルハンドル
HFONT 、一つを管理します。参照する本インスタンスがなくなると、自動的に DeleteObject() します。
- 注意
- 一度本クラスで管理したら、 HFONT として取り出したものを一時的に以外には使用しないでください。 特に HFONT を介しての複製は問題が発生します。本クラスの管理下からはずす場合、 Detach() を使用します。
fh.Set(90, "tahoma");
HFONT h1 = fh;
{
}
HFONT h2 = fh;
CFontHandle(void)
コンストラクタ.
- 必要ファイル
- TnbFontHandle.h
- 日付
- 10/05/13 新規作成。
-
11/08/16 キャラセットを DEFAULT_CHARSET から SHIFTJIS_CHARSET へ(ただし SJISプロジェクトの場合)
-
13/02/13 NONCLIENTMETRICS 構造体が WINVER 0x600 から大きくなっている問題に対処
-
14/03/28 SetToWindow() を新規追加。
TnbFontHandle.h の 79 行目に定義があります。
◆ CFontHandle() [1/4]
コンストラクタ.
NULL状態のビットマップ(HFONT を管理していない)オブジェクトが作成されます。
TnbFontHandle.h の 89 行目に定義があります。
◆ CFontHandle() [2/4]
コピーコンストラクタ.
コピー元に有効な HFONTがある場合、本インスタンスでも、同じ HFONT を参照するようになります。
- 引数
-
TnbFontHandle.h の 98 行目に定義があります。
◆ CFontHandle() [3/4]
代入コンストラクタ.
指定のフォントハンドルを保持するオブジェクトが作成されます。 指定したハンドルは本インスタンスが管理します。破棄しないでください。
- 引数
-
TnbFontHandle.h の 108 行目に定義があります。
◆ CFontHandle() [4/4]
◆ Detach()
[設定] デタッチ.
本インスタンスが破棄してもハンドルを破棄しないように取り出します。 本インスタンスは NULL状態になります。
- 戻り値
-
NULL | ハンドルを持っていない。 |
NULL以外 | HFONT。 使用後は、明示的に ::DeleteObject() してください。 |
TnbFontHandle.h の 290 行目に定義があります。
◆ GetAttributes() [1/2]
bool GetAttributes |
( |
LOGFONT & |
_attr | ) |
const |
◆ GetAttributes() [2/2]
static bool GetAttributes |
( |
LOGFONT & |
_attr, |
|
|
HFONT |
hFont |
|
) |
| |
|
static |
[取得] 属性取得.
指定のフォントの属性を返します。
- 引数
-
[out] | _attr | 取得した属性が格納されます。 |
[in] | hFont | フォント。 |
- 戻り値
-
TnbFontHandle.h の 336 行目に定義があります。
◆ GetReferCount()
int GetReferCount |
( |
void |
| ) |
const |
|
inherited |
◆ IsNull()
bool IsNull |
( |
void |
| ) |
const |
|
inherited |
◆ Null()
[設定] 開放.
本インスタンスが管理しているTYPを開放します。
- 覚え書き
- operator=(NUL) と同じ動作です。
-
TYPが他からも使われていたら、参照を一つ減らすだけです。
TnbPointerHandle.h の 229 行目に定義があります。
◆ operator const HFONT()
operator const HFONT |
( |
void |
| ) |
const |
|
inherited |
◆ operator HFONT()
◆ operator!=()
bool operator!= |
( |
HFONT |
t | ) |
const |
|
inherited |
◆ operator->() [1/2]
HFONT operator-> |
( |
void |
| ) |
|
|
inherited |
◆ operator->() [2/2]
const HFONT operator-> |
( |
void |
| ) |
const |
|
inherited |
◆ operator==()
bool operator== |
( |
HFONT |
t | ) |
const |
|
inherited |
◆ ReferP() [1/2]
◆ ReferP() [2/2]
HFONT const * ReferP |
( |
void |
| ) |
const |
|
inherited |
◆ Set() [1/4]
bool Set |
( |
const LOGFONT & |
attr | ) |
|
◆ Set() [2/4]
bool Set |
( |
const LOGFONT & |
attr, |
|
|
HDC |
dc |
|
) |
| |
[設定] フォント設定.
指定の属性からフォントを作成し、それを本インスタンスで管理します。
- 覚え書き
- 高さ(attr.lfHeoght)は 1/10 ポイント単位で解釈されます。
- 引数
-
attr | フォント属性. |
dc | 高さを論理単位に変換するために使用するデバイスコンテキスト。 NULL を指定すると画面デバイスを使います。 |
- 戻り値
-
TnbFontHandle.h の 146 行目に定義があります。
◆ Set() [3/4]
bool Set |
( |
HWND |
hWnd, |
|
|
double |
mul = 1.0 |
|
) |
| |
[設定] フォント設定.
指定のウィンドウに設定されているフォントを読み出し、複製を本インスタンスで管理します。
- 引数
-
- 戻り値
-
TnbFontHandle.h の 197 行目に定義があります。
◆ Set() [4/4]
bool Set |
( |
int |
pointSize, |
|
|
LPCTSTR |
lpszFaceName, |
|
|
HDC |
dc = NULL |
|
) |
| |
[設定] フォント設定.
指定のサイズとフォント名からフォントを作成し、それを本インスタンスで管理します。
- 引数
-
pointSize | フォントサイズ(1/10 ポイント単位). |
lpszFaceName | フォント名。 |
dc | 高さを論理単位に変換するために使用するデバイスコンテキスト。 NULL を指定すると画面デバイスを使います。 |
- 戻り値
-
TnbFontHandle.h の 177 行目に定義があります。
◆ SetAsBold()
bool SetAsBold |
( |
HFONT |
hFont | ) |
|
[設定] フォント設定.
指定のフォントを太文字にしたフォントを作成し、本インスタンスで管理します。
- 引数
-
- 戻り値
-
TnbFontHandle.h の 214 行目に定義があります。
◆ SetClone()
bool SetClone |
( |
HFONT |
hFont, |
|
|
double |
mul = 1.0 |
|
) |
| |
◆ SetReferCount()
int SetReferCount |
( |
int |
iCount | ) |
|
|
inherited |
[設定] 参照数設定
- 覚え書き
- 通常使う必要は有りません。例外として、0以下の参照数は、参照を増やすことが 出来ない様になっているため、意図的に使用することが出来ます。
- 引数
-
- 戻り値
- 設定前の参照数
TnbPointerHandle.h の 209 行目に定義があります。
◆ SetSystemCaptionFont()
bool SetSystemCaptionFont |
( |
void |
| ) |
|
[設定] キャプションバーフォント設定.
キャプションバーと同じフォントを作成し、本インスタンスで管理します。
- 戻り値
-
TnbFontHandle.h の 255 行目に定義があります。
◆ SetSystemMenuFont()
bool SetSystemMenuFont |
( |
void |
| ) |
|
◆ SetToWindow()
void SetToWindow |
( |
HWND |
hWnd, |
|
|
bool |
isRedraw = true |
|
) |
| const |
[取得] ウィンドウへ設定.
本インスタンスが管理しているフォントをウィンドウに設定します。
- 引数
-
hWnd | ウィンドウハンドル |
isRedraw | true ならすぐに再描画 |
TnbFontHandle.h の 321 行目に定義があります。