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CFilePathManager クラス

ファイルパス管理クラス [詳解]

#include <TnbFilePathManager.h>

公開メンバ関数

 CFilePathManager (void)
 コンストラクタ. [詳解]
 
CStr GetCanonicalize (LPCTSTR path) const
 [取得] 絶対パス作成. [詳解]
 
CStr GetPath (void) const
 [取得] 管理パス取得 インスタンスで管理しているパスを返します。 [詳解]
 
CStr GetRelativePathTo (LPCTSTR path) const
 [取得] 相対パス作成. [詳解]
 
CFileReader Open (LPCTSTR lpszFile, LPCTSTR lpszPath=NULL) const
 [操作] ファイルオープン. [詳解]
 
void ResetPath (bool boIsManagePath=true) const
 [設定] パスリセット. [詳解]
 
bool SetPath (LPCTSTR lpszPath)
 [設定] 管理パス指定. [詳解]
 
bool SetPathOfFile (LPCTSTR lpszFile)
 [設定] 管理パス指定. [詳解]
 
 ~CFilePathManager (void)
 デストラクタ. [詳解]
 

静的公開メンバ関数

static CStr GetCurrentPath (void)
 [取得] プロセスのカレントパス取得. [詳解]
 
static CStr GetPathName (LPCTSTR lpszFullPath)
 [取得] フォルダ名抽出. [詳解]
 
static bool IsRelative (LPCTSTR lpszPath)
 [確認] 相対パスチェック [詳解]
 

詳解

ファイルパス管理クラス

一つの管理パスと、インスタンス時のパスを持っています。
覚え書き
インスタンスがある間、プロセスのパスをカレントにし、終了すると戻ります。 ファイル選択ダイアログ等使う時に有効です。
必要ファイル
TnbFilePathManager.h
日付
04/01/01 新規作成
06/05/01 CStringの使用をやめた
07/09/18 相対パス、絶対パス変換メソッド、追加。

TnbFilePathManager.h44 行目に定義があります。

構築子と解体子

◆ CFilePathManager()

CFilePathManager ( void  )

コンストラクタ.

覚え書き
現在のディレクトリを記憶し、プロセスのパスに切り替えます。

TnbFilePathManager.h85 行目に定義があります。

◆ ~CFilePathManager()

~CFilePathManager ( void  )

デストラクタ.

覚え書き
コンストラクタ時のパスに戻します。

TnbFilePathManager.h95 行目に定義があります。

関数詳解

◆ GetCanonicalize()

CStr GetCanonicalize ( LPCTSTR  path) const

[取得] 絶対パス作成.

管理パスからの相対パスを、絶対パスに変換します。

引数
path管理パスからの相対パスを指定します。
戻り値
絶対パス。

TnbFilePathManager.h185 行目に定義があります。

◆ GetCurrentPath()

static CStr GetCurrentPath ( void  )
static

[取得] プロセスのカレントパス取得.

現在のカレントパスを返します。

戻り値
パス名

TnbFilePathManager.h71 行目に定義があります。

◆ GetPath()

CStr GetPath ( void  ) const

[取得] 管理パス取得 インスタンスで管理しているパスを返します。

覚え書き
インスタンス生成時のパスか、 SetPath() で指定したパスを管理しています。
戻り値
管理パス。

TnbFilePathManager.h116 行目に定義があります。

◆ GetPathName()

static CStr GetPathName ( LPCTSTR  lpszFullPath)
static

[取得] フォルダ名抽出.

覚え書き
ファイル名のフォルダ指定部分までを返します。 たとえば、"c:/Foo/ASB.txt" なら "c:/Foo" が戻ります。
引数
lpszFullPathファイル名
戻り値
パス名

TnbFilePathManager.h55 行目に定義があります。

◆ GetRelativePathTo()

CStr GetRelativePathTo ( LPCTSTR  path) const

[取得] 相対パス作成.

管理パスからの相対パスに変換します。

引数
pathパス。通常絶対パスを指定します。
戻り値
相対パス。

TnbFilePathManager.h157 行目に定義があります。

◆ IsRelative()

static bool IsRelative ( LPCTSTR  lpszPath)
static

[確認] 相対パスチェック

引数
lpszPathパス
戻り値
true相対パス
false絶対パス

TnbFilePathManager.h274 行目に定義があります。

◆ Open()

CFileReader Open ( LPCTSTR  lpszFile,
LPCTSTR  lpszPath = NULL 
) const

[操作] ファイルオープン.

覚え書き
指定ディレクトリ→プロセスディレクトリ→カレントディレクトリ という順で検索し、読み込み属性でオープンします。
引数
lpszFileオープンしたいファイル
lpszPath検索するディレクトリ。NULLならプロセスディレクトリから検索開始します。
戻り値
ファイルハンドル。 アクセスできないハンドルならファイルが見つからなかったことになります。

TnbFilePathManager.h212 行目に定義があります。

◆ ResetPath()

void ResetPath ( bool  boIsManagePath = true) const

[設定] パスリセット.

覚え書き
カレントパスを、管理パスか、コンストラクタ時のパスにします。
引数
boIsManagePathtrue なら管理パスに、 false ならコンストラクタ時のパスにします。

TnbFilePathManager.h105 行目に定義があります。

◆ SetPath()

bool SetPath ( LPCTSTR  lpszPath)

[設定] 管理パス指定.

覚え書き
インスタンスで管理しているパスを変更し、カレントパスも変更します。
引数
lpszPathパス名
戻り値
true成功。
false失敗。カレントパス、管理パスは変更されません。

TnbFilePathManager.h128 行目に定義があります。

◆ SetPathOfFile()

bool SetPathOfFile ( LPCTSTR  lpszFile)

[設定] 管理パス指定.

指定のファイルあるディレクトリを管理パス、および、カレントパスにします。

引数
lpszFileファイル名
戻り値
true成功
false失敗

TnbFilePathManager.h146 行目に定義があります。